そろそろ宅建試験の勉強に取りかかる頃ですね。
もう勉強を始めている方や、これから勉強を始めようとしている方で今年は必ず受かりたい!って人は参考にしてみてください。
僕が社会人をしている時に独学で三カ月と二週間の勉強期間で合格できた勉強方法を説明していきます。
宅建試験の出題範囲
権利関係
民法・借地借家法・不動産登記法・区分所有法
宅地建物取引業法
宅地建物取引業法・特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律
法令上の制限
都市計画法・建築基準法・国土利用計画法・農地法・土地区画整理法・住宅造成等規制法
税法及び不動産の価格
不動産取得税・固定資産税・所得税・登録免許税・印紙税・不動産鑑定評価基準・地価公示法
その他
住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産に関する統計、土地建物に関する知識
三カ月で独学で合格するには
・学習計画を立てて勉強する
行き当たりばったりで勉強して合格できるほど簡単な試験ではないので、しっかり学習計画を立てて勉強するときは勉強する、遊ぶときはしっかり遊ぶようにメリハリをつけて取り組みましょう。
社会人で急な残業などで勉強できなかったりすることもあるので、勉強がはかどって時間があるときや集中できるときは時間を延ばして学習計画に余裕を持たせるようにしましょう。
・基礎的な知識は必ず覚える
宅建試験の全問題の中で難問は多くても10問くらいです。
あとの40問は基礎的な知識があれば解ける問題なので基礎的な知識さえつけていれば受かるんです。
試験に落ちている人は基礎的な知識で理解できそうにないところや覚えられそうにないところは諦めて、他の科目で点数を稼ごうとしているのですが、かなりリスクが高いくなると思います。
基礎知識のところで躓いたらしっかり時間をかけてでも理解してから次の科目に進みましょう。
・過去問をしっかりやる
宅建試験では過去問からの重複問題が多く出るので過去問をしっかりやりこむことで合格に近付けます。
過去問で大事なことは間違えたところを理解することなので、過去問をひたすら解くだけではなく、一問一問理解しているか確認しながら進めていきましょう。
過去問をすらすら解けるまで読み込めたら合格できます。
参考書と過去問の選び方
参考書と過去問は同じシリーズのものを選ぶ
過去問の解説でよくわからないとき、同じ参考書の何ページを参照すればいいのか書いてあるので効率よく勉強ができます。
参考書と過去問が違う出版社のものだと解説でいまいちわからないとき、参照ページを探すのに時間がかかり効率が悪くなるので、限られた時間で勉強する人はそのわずかな時間でも累計すれば大きな時間になってしまうのでこうした時間を大切にしましょう。
過去問の選び方
過去問は一科目一冊のもので問題と解説が見開きの2ページで見れるもので、解説がわかりやすいものにしましょう。
ページをめくって解説を確認するものだと効率が悪くなってしまいますので片側に問題、反対のページに解説が書いているもので時間のロスをなくすようにし、解説もわかりやすく、読みやすいものを選ぶようにしましょう。
おすすめの参考書はらくらく宅建塾
僕が使った参考書はらくらく宅建塾シリーズで、テキスト、科目別の過去問をひたすら読んで勉強しました。
らくらく宅建塾のいいところは過去問とテキストが連動しているので、過去問の解説がわかりにくい場合、テキストの参照ページも書いてあるのですぐに確認できます。
過去問も問題と解説が見開きで確認でき、解説もわかりやすく書いています。
過去問に難易度が記載されているので超難以外の問題が全て解けるようになることで合格にかなり近付けます。
過去問だけでなく、テキストもかなりわかりやすかったです。
特に権利関係が難しいと言われますがらくらく宅建塾なら問題の論点がわかりやすく説明してあるので、ややこしく考えすぎてわからなくなっている人は一度らくらく宅建塾のテキストだけでも読んでみたら今までと違った考え方ができると思います。
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勉強時間と勉強方法
7月の勉強方法
科目ごとに「テキストを読んで、過去問を読む」を繰り返します。
1日最低でも1時間、集中できる時や隙間時間を利用して読み込んでいきましょう。
テキストを見るときは過去問が読めるようになるための準備といった感じで読んでいき、科目のセクションごとに読むようにして、その日のうちにテキストで読んだセクションの過去問も読みましょう。
過去問を読むとき、理解に時間が掛かりそうなところはテキストにチェックを入れて、次回読むときに集中して読むようにしましょう。
7月の一か月間で最低2回はテキストと過去問を見るように学習計画を立てていきましょう。
8月の勉強方法
テキストを読んで過去問を解いていきましょう。
ここではただ過去問を解くだけではなく、各選択肢の正解か不正解の根拠がわかるように学習していきます。
わからない選択肢は解説やテキストで確認し、しっかり記憶していくようにしましょう。
勉強時間は1日2時間は確保しましょう。
9月の勉強方法
一度模擬試験をしてみてどのくらいできるか確認します。
苦手な科目や苦手なセクションを把握し、その部分の過去問を重点的に勉強しつつ、他の科目も時間があるときに過去問を読んでおき、忘れないようにしておきましょう。
らくらく宅建塾の過去問で勉強する人は超難以外の問題は全て正解できるまで読み込み、選択肢の正誤も全て答えれるようにしましょう。
9月の後半からは完全に覚えている過去問は飛ばして読むようにし、覚えていない問題を中心に読むようにしましょう。
9月からは勉強の進み具合で勉強時間を調整しましょう。
ゴールが見えている人、見えていない人で勉強時間は変わってきますので自分の実力をしっかり見極めてください。
10月の勉強方法
らくらく宅建塾の過去問の超難以外を全て覚えた人はズバ予想宅建塾で仕上げに入りましょう。
この段階まで来ている人はもう合格できるレベルなので試験までズバ予想宅建塾と過去問、テキストで覚えきれていないところを中心に繰り返し読んでおきましょう。
らくらく宅建塾の過去問の超難以外を覚えきれていない人は覚えていないところだけ集中して勉強していきましょう。
試験までに覚えきれなかったら試験の前日は今まで覚えてきたところを確認のために読み直して記憶を蘇らせておきましょう。
まとめ
宅建試験は過去問からの出題が多いのでしっかり過去問を勉強すれば誰でも受かる試験ですが、過去問の各選択肢の正誤をちゃんと理解しているか、していないかではっきりと合否がわかれると思います。
勉強して落ちたら勉強した時間が無駄です。
勉強しているといろんな誘惑がありますが自分に負けないように絶対受かるという気持ちを持って、自分の実力をちゃんと把握して目標に向かってがんばりましょう。